コンペフィーを払うと生まれる企業側のメリットとは?

アイデアや情報などは知的財産に該当し、日本では無償で取得できるものという認識が強くあり、内装業界でもその認識が一般的です。
そのため、デザインコンペでコンペフィーを支払う企業はかなり少なく、デザイナーやクリエイターは赤字覚悟でデザインを提供することになります。
実は、報酬を出すことは発注側にもメリットをもたらす可能性があるので、コンペは無償という考えは改めた方が良いでしょう。
なぜ、コンペフィーを支払った方がいいのか、発注側の3つのメリットをご紹介しましょう。


デザインの質が上がる

発注側としては質の良いデザインを欲しているでしょう。
デザイン事務所は、優良であっても数人しか所属しないような個人事務所であり、企業体力がない場合が多いです。
そのため、デザイナーの多くは発注できるか保証のないコンペに対し、全力のリソースをかけることはまずありません。
コンペフィーを払うことで企画段階での報酬が保証されるので、プラス採用されようと本気のデザインを提示してきます。
コンペそのものの質を上げるためにも、コンペフィーは必要です。


デザイナーの才能が発揮する

コンペフィーを払わない場合、そのデザインにかけた分の時間的コストを回収することが不可能になるため、デザインが簡素化してしまう傾向があります。
そのため、要望に対し忠実に作られたもののみがコンペに上がるようになり、デザイナー個人の独創性や発想を取り入れることは不可能になります。
そういったものを望んでいる場合はコンペフィーを払うことで、時間的コストが回収でき個々の才能が発揮されたデザインを受け取ることができます。


優良なデザイン事務所が見つかる

優良な人気のあるデザイン事務所は忙しい場合が多いです。
普通に仕事を頼んでも断られてしまう可能性があり、さらにデザインコンペになると仕事が発注できる確率が100%ではないプロジェクトなのでメリットがありません。
むしろ、コンペに落ちた場合は費やした時間などがマイナスになるというデメリットが発生し、コンペに参加しない可能性もあります。
優良なデザイン事務所との連携を取りたいと考えている場合は、コンペフィーを払うと良いでしょう。

コンペフィーを不要と思っている企業がありますが、支払うことでデザイン性やつながりが生まれる場合がります。
抵抗があるかもしれませんが、支払うことでコンペをレベルの高いものにすることができるので、コンペフィーは用意しておいた方が良いでしょう。