ダンボールは防音対策に向いているのか?

防音に興味あって、できれば防音室を作りたいと考えている人も多いでしょう。
しかし、自宅にいざ防音室を作るとなると、重量が重すぎたり価格が高かったりと簡単に手に入れることが難しいものでもあります。
低コストで防音機能に優れているものがあればそれに越したことはありませんよね。
そこで今回は、以前から防音効果があるといわれているダンボールの防音効果について調べてみました。


だんぼっちの存在

だんぼっちという商品をご存知でしょうか。
だんぼっちは、ペーパーハニカムダンボールを使用した簡易防音室です。
ダンボール素材でできているので軽量で強度にも優れています。
ダンボールの断熱性や防音性を活かして開発されていて、価格も通常の防音室の半額以下となっています。
使用しない時は、折りたたんで収納することもでき、組み立ても簡単に行うことができるのも魅力です。
そのため、自宅でカラオケを楽しんだり、歌ってみた!の動画を撮影したり、ゲームの実況や音楽制作にも適しています。
防音性能についても、だんぼっちを使用することで90dbの音量を60dbまで減らすことが可能です。


ダンボールの吸音効果はどのくらい?

ダンボールには吸音効果があるといわれています。
吸音は狭い隙間に音を通すことで空気の摩擦によって起こりますが、ダンボールの構造がこの吸音に適しているといわれています。
ダンボールの特徴でもあるあの長細い隙間に吸音効果があり、ダンボールの素材に使われている紙にも吸音効果があるといわれています。
ダンボールの吸音効果としては、残念ながらそれほど高くはありません。
ダンボールを一枚壁に貼ったとしてもそれほど効果は感じられないですし、厚さ5cmのスポンジとダンボールを比較してもスポンジの方が効果が高いのが現状です。


ダンボールの遮音性は?

音をはね返して外に音が漏れるのを防ぐのが遮音性です。
ダンボールの性質上、軽量なことから遮音性を期待することできません。
全くこうかが無いとは言いませんが、重量のあるものの方が音は跳ね返りやすいという性質があるため、ダンボールの遮音性は低いのです。


ダンボールで防音するにはどうすればいい?

ダンボールで防音するには、ダンボールを波板のように蛇腹折りにして壁に貼り付けるのがおすすめです。
蛇腹折りによってできた隙間で音を吸音し拡散してくれる効果が期待できます。
可能であれば、あらかじめ3cm程度の厚さまでダンボールを壁に貼り付け、その上に蛇腹折りのダンボールを設置するようにしましょう。

環境スペースが調べた結果、一般的なダンボールには大きな遮音効果はないことがわかりました。
ダンボールを使用するときは、他の吸音材や遮音材と組みお合わせてみるのがおすすめです。